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ダチとともに

ダチが入院した。

ダチは癌でもう何年も病魔と闘っている。

4日の13時頃にダチの奥さんからの電話。電話口からは泣き声

病院まで車をぶっ飛ばす。最悪の事態がよぎる。

病室に着くとダチは眠っていた。まもなく他の仲間たちも駆けつける。変わり果てた姿に皆言葉もない。
数日前には子供を保育園に送り迎えしていたっていうのに。どうして

聞けば最近は食欲もなくあまり食べてなかったらしく、体が弱っていて一気に来たのだろう。奥さんが気づいた時には激痛でほとんど意識がなかったらしい。

一時間も経っただろうか、ダチが目覚めた。しかし薬のせいでもうろうとしていてまともに話など出来ない。更に数分間隔で激痛が襲い体をよじらせる。

なのに、ダチは柵に掴まり起き上がろうした。俺たちのために。見せてくれたダチの意地と男気。

そんな姿が逆に辛くなった。

これ以上居ても体力を消耗させるだけなので一度帰ることにした。


夜、仲間と病室へ。目覚めていて、昼間よりははっきりしている。しかし代わりにケイレンのような激痛がダチを襲う。ベッドの上で苦しむダチを受け入れることが出来ない。いつかこういう日が来る事は覚悟はしていたつもりだったけれど、現実はもっと残酷で

実はこの日、夜勤明けでダチに電話していたのだ、いきつけのステーキ屋(バイソン)に誘うつもりで。
勿論その時は出なかったが。


「バイソン行きますよ!」


「。。。あいよぉ」


次の瞬間一気に涙がこみ上げて来てあふれた。我慢出来なかった。車椅子に乗せてでもバイソンに連れて行くからね。こんなシャバイ顔とても見せられなくて俺はしばらく顔を上げることが出来なかった。
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★★ 4EVER ★★

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Author:おれ様
ここはおれ様が心の病める人々とどう向き合い、どう導くかを信念(珍念)のままに上から目線で思いふける危レッシブな奇録である(仮)

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